Top > エンジニアのためのサバイバル戦略 > 意外と気づかない、感情のしこり。
相手と議論になって、なんとなく言いくるめられたり、なんだか釈然としない。
そんな経験はありませんか?
私の周辺でも、互いに釈然としないまま会話が終わる。
そんな場面に出会います。
仕事の場では、論理的に話すことが大切だ。
などと言われていますが、本当にそうなんでしょうか?
私たちは、論理的に話をする一方で、何かを感じています。
話が対立するとき、どのような感情・感覚が起きていますか?
この扱いを間違えると、マズイことになります。
こういった時に感じる感情のしこりは、あることに起因する場合があるのではないでしょうか。
それは、「承認」。
認めて欲しいという思い。
誰しも他人から認めて欲しいと思うものです。
それは自然なことです。
そして、他人から認めてもらうのは、一筋縄ではいかない。
だって、肝心の相手も同じだから。
そんな時、話がかみ合わず、やがてしこりとなって残る。
ホントは論理的とか、筋が通っているとかそんなことはどうでもいい。
そう気づいているくせに、お前の話は筋が通らん!とか、もっと論理的に話をしろ!とかね。
ホント、難しいですね。
だけど、そんな時に、誰にでも取れる戦術があります。
それは、ペーシング。
Google/Yahoo!なんかで調べてみると、解説があります。
あれはあれで有効かもしれませんが、ああいうんじゃない。
語弊を承知で言うと、自分の感じたこと、見たこと、聞いたことを自分の言葉で表現すること。
表現するのは、勇気がいる。
そして、その勇気を支払う価値はあります。
もちろん、苦手な人もいるでしょう。
それは仕方のないことです。
それがその人にとっての課題です。
それでは、また。